ライティング

写経 – パクリは表面、モデリングは思考の模倣。

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ライティングや人の感情を大きく動かすための技術を飛躍的に向上させる方法があれば知りたいでしょうか?

もし、この質問の答えがイエスであれば、これからお伝えする内容は非常に役に立ちます。なぜなら、一流のコピーライターやスピーカーはほぼ間違いなくこの道を通ってスキルを高めているからです。実際に、これしかやっていないというミリオネアライターもいたりします。

ただしやり方を間違えてしまうと逆効果になって、いつまでたっても技術が上がらなくなるので注意が必要な内容です。今回は、コピーライターの基礎トレーニングである写経についてお話ししていきます。

写経

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写経とは、印刷技術が発展していなかった古い時代に仏教を広めるため、もしくは仏法を理解したり功徳を積むために僧侶が教本の内容を別の紙や板に書き写すことを言います。

つまりここでいう写経とは、本があったらその内容を別の紙に書き写すということです。写経はお坊さんだけではなく、実際にお金を稼いでいるコピーライターも必ずと言っていいほど経験があるトレーニング方法です。野球で言えば素振りであり、水泳で言えば息継ぎくらい基礎となる部分です。

(この内容を知る前に、相手の思考をコピーする記事でお伝えしたことを先に事前知識として読んでおいたほうが理解が早いかと思います。)

実際、これまで学校や会社でしか文章を書いた経験がない人が優秀な文章を書けることはほとんどないため、まず最初に写経をして他のライターがどのような文章を書いているかを知る必要があります。

この時に、なぜ読むだけではなく書かなければならないかというと、文体や小手先のテクニックではなく書く側の思考法を手に入れるためです。

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手に入れるのは書く側の思考法

【参照】

▶︎脳内に侵入し知識を盗むハッキング方法

▶︎要は、恋愛もビジネスもアートも人間理解が最強スキル。

自己流は事故流と呼ばれている通り、自分の思考で始めてしまうと必ずと言っていいほど失敗に終わります。逆に既に成果が出ている人の思考でものを書き進めることができるようになればその人の成果内の結果を出すことができます。

例えば、商品を紹介するコピーを書いて月に3万円ほどの収入が入る人のコピーを真似すれば、あなたは上限で月に3万円前後の収入になりますし、月に100万円もの収入を生み出せるコピーを書ける人のコピーを真似すればあなたは上限100万円前後の収入を生み出すこととなります。

要するに、あなたが理想とする結果を出している人のコピーを見つけるかで、これからのあなたの成長する度合いが決まってくるわけです。それではこれから正しい写経を行なっていくための手順をご紹介いたします。

写経ステップ

Action Step1 : 写経する相手を見つける

最初はここにかなり時間を費やすといいでしょう。

写経はもちろん一回書いたくらいで上手くなることはありませんので、15分でも毎日習慣にしていきます。これはすなわち、1日15分でも年間に換算すれば90時間以上になるためかなり時間を投資することになります。

その投資した時間で、月に3万円のコピーライターに近づくのか、もしくは月に100万円のコピーライターに近づくのかは写経する相手の技術次第になります。すなわち、いくら時間を投資しようが、学ぶ相手を間違えれば成長は少ないということになります。最初に誰を選ぶかは、【フリーメイソン学習法】にてお話ししたように慎重に決めていってほしいと思います。

Action Step2 : 行のあるノートと青いペンを準備する

前回、練習における意識の記事にてお伝えしましたが、練習をする際は緻密に正確に几帳面に行っていくことが重要となります。ここで行のあるノートを選ぶことで、行間などといった「間」の使い方まで忠実に学んでいくことができます。

司会で日本トップに上り詰めた島田紳助氏も、漫才時代に劇場でトップ漫才師の音声をレコーディングしてすべて紙に書き写して、それを見たり音声を聞きながら”漫才の教科書”を自分で作成して勉強したといいます。そのときに、重要視したのが間の使い方だったそうですが、コピーライターもまた間や行間、句読点の打ち方や改行のやり方をここで学んでいくことができます。

また、青い文字は脳の副交感神経を活発にして記憶に定着させる効果があるので、同じ時間を投資するにしても黒や赤よりも青いペンを使う方が効率がわずかに上がります。わずかな効率でも、積み重ねれば膨大になりますのでここでペン代やノート代をケチらずに準備しておいてください。

Action Step3 : やり遂げるかよりも習慣を重要視する

3日坊主という言葉がある通り、人は新しい習慣を受け入れるには抵抗が生まれます。なので、多くの場合はこの写経にしても3日〜1週間もすると続けられない場合が多くなります。

そこで、最初のうちは写経をがんばってやり遂げたりするよりも、習慣化することを重要視します。最初に意気込んで1時間写経に時間を使っても、1週間でやめてしまえば合計7時間しかトレーニングをしていないことになります。

しかし、最初の2週間は習慣づけることを意識して、試しに1日5分するとします。すると苦痛ではないため、2週間つづき、その後2週間は1日10分に伸ばします。コピーの内容も、最初はツイッターのつぶやきの短い文章から、Facebookの少し長い投稿に変えていきます。

すると、次第にあなたの投稿にもいつもよりコメントや評価が増えてくるので、面白くなり今度は1日30分に変えてみます。30分でメルマガの内容を写経する習慣がついた頃には、おそらく1週間毎日1時間苦痛に耐えながらする写経よりもはるかに技術は上がっていることでしょう。

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習慣は太く短くよりも、細く長く

このように習慣化するときに一番重要なのは、短期的な結果を求めるのではなく長期的に続けることを意識して、苦痛と感じないほど簡単なものから始めていくということです。ドラクエなどのゲームでも、最初にドラゴンが出てきて外に出るたびに殺され続けていたら、おそらく嫌な思いが積み重なりすぐにゲームをやめると思います。

なぜ、全クリをしたいと思うかというと、小さい敵から次第に強い敵に変わっていって、その都度自分のキャラが成長していく実感を感じるからです。小さな成功体験から始めていきましょう。

Action Step4 : 相手の思考を読む

写経をして文章を書き写していくときに幾つかポイントがあります。それが思考を読むということです。常に、どうしてこの人はこの文章をここで書いているのかということを考えていきます。

たとえば、ダンスでもそのまま完コピをする人もいますが、中にはフリースタイルで音楽が流れたら即興で踊れる人もいます。ものまね芸人として過去にしゃべっていた内容を真似する芸人もいれば、その場その場で適度に笑いを取れる松本人志さんのような芸人さんもいます。

彼らはただのものまねと違い、自分の頭でその状況に適した反応を思いつきそれを即実行することができます。我々はものまねで終わるのではなく、どんな状況でもそこに適した反応をしていく必要があります。すなわち、結果を出したいのであれば表面上を真似するのではなく、相手の思考プロセスを真似することが重要になってきます。

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パクリは表面上、モデリングは思考法を真似する

はじめは写経をしていても何もわからないかもしれませんが、同時にその人が持っている知識をあなたが取り入れることで次第にその人の思考プロセスがわかるときがやってきます。「これは相手に好意を与えるために伝えてるのか」とか「これは自分に権威があるように見せてるのか」とか、「あえて、突き放すことで相手は逆にこっちに来ようとするのか」とか、どういう結果を期待して書いているのかが読めるようになってくればしめたものです。

この感覚は1回や2回の練習で感じられるものではありませんが、続けることでその感覚がわかってもきますのでやってみることをお勧めします。余力があれば、文章を読み上げたり、普段手書きであればパソコンを使って書いてみたりと、いつもとは違う感覚を使いながら書いていくことも学習面にも習慣化に関してもオススメです。

Action Step5 : 心理学を学ぶ

心理学を学ぶことによってフックが生まれます。フックというのは、脳科学で言えば紋様体賦活系(もんようたいふかつけい)という部分が働いて、見たいもの、聞きたいものしか脳に取り込まないことを言います。

あなたの耳の穴の感覚を感じてください

たとえば、これを読んでいるあなたは今、『耳の穴の感覚を感じてください』と書かれる前までは『耳の穴の感覚』を感じなかったと思います。このように脳は必要な情報以外の感覚は全てシャットアウトして、意識している情報のみを感じているのです。

他にも車を変えた時に、同じ車種の車が街中で目につくようになったり、妊娠してから街中で妊婦が多いと感じたりするのも同じ現象です。

ここで心理学の話に戻りますが、心理学を学ぶことによって様々なテクニックを知ることとなります。すると、写経をしていく中で「あ、これはドアインザフェイステクニックだ!」とか、「希少性を利用しているな」とかが文章を書いていく中で理解ができてきます。すると、よりライターの思考プロセスを理解できるようになるので、あなたのライティング能力も向上していきます。

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思考法とともに技を磨け

それらのテクニックは、本で学習してもいいですし、このサイトではあまり知られていないようなテクニックを含め豊富な内容を教えていくので楽しみにしていてください。

まとめ

ここで紹介した内容は実はコピーライティングだけではなく、色んな分野に応用して結果を出すことができる内容でした。

ただ、これを読んだ人のおそらく8割以上の人は読み流して行動をしないために、いま読んできた時間を浪費して終わります。何かの結果を残す人は、そうした行動を起こさない8割のタイプの人間ではなく、大多数がやらないことを愚直に行動に移して成長を続けてきた結果でもあります。

ユダヤ人に成功者が多いということを聞いたことがあるかもしれませんが、彼らの多くが10年先に役立つ勉強に関して莫大な金額を投資しています。ユダヤのことわざにも「もし、本と服を汚したら、まず本から拭きなさい」という言葉がある通り、短期的な見栄えを気にするよりも長期的に役に立つことを優先させることを説いています。

最初はあまり結果が出なくてイライラするかもしれませんが、このスキルを体得して活用できれば、現在では考えられないような金額が口座に振り込まれたり、通帳の数字が横に広がっていく感覚を味わうことになりますので楽しみにしながら続けていってください。

これを読んでいる方には是非とも長期的な視点を持って取り組んでいただき、来る未来へ向けて大きな自身と優れたスキルをもって乗り越えていってほしいと思います。

それでは今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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