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コピーライティング五重相伝 -二重 具体性

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五重相伝、それは浄土宗の念仏の教えの奥義を5つの順序で5日かけて伝えるものであり、限られた人物にしか伝わらない教えのことを言います。今回は、コピーライティング五重相伝の第二重ということで前回のベネフィットに加えて二つ目の教えを伝授していきたいと思います。

この教えは、非常にシンプルなため概念を知るだけでも使いこなせるようになりますが、話の説得力を強くしたり、相手にイメージをさせたりするために必要不可欠であり重要な概念でもあります。友人や同僚、後輩があなたの発する一言一言を聞き逃さないように耳を傾けながらメモるようになるでしょうから、普段の日常会話や計画を立てるときにも意識してもらいたいことです。

二重、具体性

言葉通り、今回は具体性についてお話ししていきます。

具体性はその名の通り、文章や概念を具体的に明確にリライトしていくことを言います。ここで覚えておいて欲しいのが、『人は具体性のないものに興味を持たない』ということです。

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具体性に欠けると、人は見向きもしない。

例えば、『体にいいから瞑想をするといいですよ!』と伝えたところであまり響かないと思います。これを具体的にすると、『遺伝的な肥満を改善してすっきりとしたボディを作るのに、実は瞑想が役立つんですよ。』と伝えると相手は具体的に瞑想をすることで痩せるのかと感じます。これは瞑想がどのような効果をもたらすかを具体的にしたので、相手は瞑想のことについて調べてみたり、あるいは疑わずに実践したりすることでしょう。

このように、具体性には相手に行動を起こさせる力があります。

もしくは、『VR技術を学ぶとこれから市場が大きくなるよ』と言ったところで具体性はありませんが、『プログラミングをゲームで学べるサービスがあるから、そこで学んでVRを作ると、これから10兆円規模で市場が伸びていくから嫌でも年収1000万円以上には到達するよ。』

と言ってあげれば相手は、それならちょっとやってみようかなと思えるようになります。この場合は、ステップを具体的にしました。ゲームでプログラミングを学んで、それからVRを学ぶと年収1000万にはなれるという段階が見えてきます。

Promotion concept. Business hand go up to the painted staircase with draw in the wall. Business draw.

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要はステップを見せていくということ。

さらに例を出すと、『振る舞いを変えれば女性にモテるんだよ』と言ってもそこでどんな行動を起こせばいいかわかる人は少ないでしょう。しかし、『背筋を伸ばして胸をピンと張ります。そこからしっかりと女性の瞳の奥を見つめて話しかけ、声も低めにゆっくりと堂々とした雰囲気を見せましょう。すると、女性はあなたのことを横目で意識し始めますよ。』とするとわかりやすいでしょう。

具体的なイメージとしては、モテるという結果を出したいのであれば、そこに到達するまでのステップや工程を一つ一つ説明していくような感じです。それも、10歳の少年でも理解できそうに簡単に一つずつ説明してあげます。

すると、相手は理解が視覚レベルで高まっていきます。

具体的にすべき三つのポイント

それではこれから商品を売ることを前提に、具体的にすべきポイントを紹介していきます。コピーを書くときは、チェックシートとして使っていってください。

1, 未来を見せる

 

Science fiction city skyline with metallic skyscrapers

商品を買うことによってどんな未来が待ち受けているのかをここでは具体的にしていきます。

『1日10分、イアホンから流れる英語を聞き流すだけで、3ヶ月後には海外ドラマの会話の内容を理解できるようになり、友人から英語ができる人は羨ましいといった言葉をかけられるようになります。』とかでしょう。

先に例をだした瞑想であれば健康になることが結果でしたが、これではまだ曖昧です。いつ、どこで、どんな未来があるのかを明確にすると、『1日5分の瞑想をするだけで、2週間後には遺伝的な肥満が治療され始め、体重も1kg、2kg、3kgとどんどん減っていき、好きな洋服を着て街をカツカツとハイヒールで歩いて清々しい気分になりますよ。まずは、夜寝る前に布団の上で5分間目を瞑ることから始めてみてください。』みたいな感じですかね。

結果とはすなわち未来です。相手が望む結果、すなわち未来を見せるためには具体的に説明してあげることがベストです。

2,内容を詳しく話す

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その商品や、行動を起こすことでどのようなものが学べるのかのカリキュラムを見せたり、商品を使ったことでどんな気分になるのかをお客様の声を使ってみせたり、あるいは具体的に動画などで実演してみせたりします。

どういった未来が訪れるかがわかったら、そこに達成するためにするべきことを説明していきます。ここで、習慣などであれば手短に努力不要で、OOするだけ!みたいな内容だと行動を起こしやすくなりますね。

時間も意識して、どのくらいの期間でどのくらいの結果が出るのかを明確にすると相手は非常に興味をそそられます。『この動画を見た8時間後に臨時収入が入るようになります』みたいな言い回しをされると見たくなるのではないでしょうか。

相手が読みやすい範囲で、できるところは具体的にすると非常に効果があるのでやってみてください。

行動を起こさせる

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内容を説明したら、行動を起こさせる部分です。これをクロージングと言ったりもしますが、様々な方法がある中で具体的にすることはかなり重要です。

購入した後にどういったことが起きるのかを明確に説明すると良いです。たとえば、翌日配送もそうですし、「ご購入後、すぐにオンラインゲーム形式で授業がスタートします!そこで、早速簡単な課題から一つずつクリアしていき一流のプログラマーへの道を進みましょう!」といった感じです。

ポイントとしては、パズルのピースのように一つ一つを組み合わせていくということを相手に伝えていくような感覚です。その一つ一つを組み合わせることで、全体的に目標やゴールを達成することができるんだと相手が思ってくれれば成功です。

また支払い方法もかなり重要で、銀行振込なのか、クレジットカードもオッケーなのか、もしくはPayPalも使うことができるのかなどを記載しておくと良いです。ただし、あまりに多すぎると、統計的には購買意欲が下がるようなので、ある程度ターゲットが決まっているのであれば購入方法は絞っておいたほうが良いです。

是非ともここで、お客様が得られる未来、内容、行動ステップが説明できるようにしてください。

マインドセットとあくしょんステップ

計測可能のマインドセット

マインドセットはその結果を生み出すために心に設定する、いわばルールや理念のようなものです。今回は、具体的にするためのマインドセットをお伝えします。

『計測できなければ、人は想像できない、理解できない、記憶できない、欲しくならない、行動できない。結果を必ず計測できるものにせよ。』ということです。

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結果は計測できるようにしておくべし。

必ず数字を入れるようにして、しっかり計測できるようにすることで、売れる商品に変貌します。メールを書くときも、セールスビデオでも、すべてのコピーを書くときにも具体性を意識していくようにしてください。

これは私自身も、クセづけるまでが大変でしたが、身につくと本当にたくさんの人が耳を傾けるようになります。私はお笑い好きで、結構漫才とかを見るのですが、上手な漫才やしゃべりに共通するのが相手にイメージを想起させるということです。それほどまでに具体性は強力なのです。

さらに、前回のベネフィットと掛け合わせて具体的にすればするほどパワーが出てきます。このような強力な概念があと3つもあるので、是非とも五重相伝シリーズを読み進めていきマスターしていってください。

あくしょんステップ

どの商売をするにも、ライバル、つまり競合と参入障壁を考えていくことが重要になります。今回の具体性は、実はできている人がとても少ないのです。なぜなら、具体的にするとそれを守れなかったときのことを考えるからです。

確かに「1ヶ月で10Kg痩せさせます」と明言しておいて、それが守れなかったら詐欺になりますから怖くて具体的にできないですよね。しかし、ここではあなたが具体的かつ魅力的に語って、その約束を守っていくことで他の人が踏み入ることができない参入障壁が発生します。

事実、意外と多くの人たちが納期を守ったり、当たり前のことができなかったりするので、そこをあえて明言して守ることで他が参入できない障壁が出来上がるので実践していってください。それでは具体性を身につけるあくしょんステップです。

Action Step1 広めたいものを決める

何か特定の商品があるのであればそれでもいいですし、瞑想や断捨離など誰かに勧めたい習慣でもなんでもいいです。

Action Step2 それをした未来の経験を語る

商品であれば、それを買うことでお客さんが得られる結果を。習慣であればそれをすることによって体験できる未来を具体的に計測できる結果で書いてください。ターゲットが集中力を高めて生産性を上げたいというのであれば、生産性が上がったあとの未来を見せてあげましょう。

Action Step3 内容を具体的に書く

商品であればその内容を具体的に書きましょう。習慣であれば、その方法を具体的に書いていきます。「毎日夜寝る前の5分間、布団の上にあぐらをかいて、顎を引いて、舌を上あごにつけて、鼻からゆっくり吸いながら、ゆっくりと吐き出し、雑念が浮かんでも呼吸に集中する。」といった内容をかいていってみてください。

商品の内容であれば、ここで電話やメールなどのサポートや、価格、どのくらいの期間の保障だったり、特典についてをここで伝えていってみてください。そういえば私が飲食の接客をしていたときに、ホットサンドを売りたかったので、「この右上のホットサンドは石釜で焼いたパンがモチモチして、中にはタレがたっぷり塗ってあるチキンがゴロっと入ってるので本当、美味しいですよ!すぐにオーブンで焼き上げてお出しできます。」と言ったところ、結構買ってくださるお客様がいました。

Action Step4 具体的な行動ステップを書く

今、あなたが読んでるやつです。

具体的に、身につけるためには何をすればいいのかを一つずつかいていきます。ここも本当はあまり多すぎるとなかなかやってくれないんですけどね。

メールマガジンとかであれば、「このフォームにアドレスを登録後、10秒後に早速一つ目の秘密のメールが送られてくるので、誰にも見られないようにドアに鍵をかけてから読み進めていってください。」

みたいな感じで、具体的にその後にどのようなことが起こるかをかいてみてください。

はい、今回は以上です。

今日はどちらかというと意識的な内容でしたが、これができる人とできない人とではチーターと亀くらいのスピードで結果が変わってくるので是非とも行動を起こしてください。

では、本日も最後までお読みいただき本当にありがとうございます。

 

次回 ▶︎コピーライティング五重相伝 -三重 共感

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